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#296 2023/11/04土

OP:ドゥーワップ・ハンヤ/ジミー入枝

第296回😎

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テーマ【D・D・D ⑦】

M1:実年行進曲/ハナ肇, 植木等, 谷啓とクレイジーキャッツ
 長幼の序。先輩格:クレイジー・キャッツ。1972年生まれの身でギリギリ,リアルタイムで味わえたのが…1985-86年にかけての結成30周年アニバーサリー企画。その中でリリースされた新曲。1985年11月25日に厚生省(現:厚生労働省)が公募により発表した50-60代の呼称『実年』。コレを歌にしたのがコチラ。作詞:青島幸男。作曲・編曲:大瀧詠一。編々曲:萩原哲晶。1986年4月。当時,中2のアタシも赤盤のEP盤買いましたヨ~。

M2:ウイリアムテル序曲/フランキー堺&シティ・スリッカーズ
 1957-57年頃に活動した冗談音楽を真面目にスウィングするJAZZビッグ・バンド。バンドマスターが,鹿児島出身。後に喜劇役者として大成功を収めた「フランキー堺」。参加メンバーの中に,後にクレイジー・メンバーとなる「植木等」Guitar,「谷啓」Trombone,「桜井センリ(当時:桜井千里 またの名 三木雛郎・三木ひな郎)」も。ロッシーニの名曲を愉快に演奏。曲中のウガイはフランキー堺。木琴は谷啓。東北弁訛りのセリフは植木等。

M3:田舎のバス/中村メイコ
 1955年,当時の人気女優:中村メイコによる大ヒット曲。作詞・作曲:三木鶏郎。この三木鶏郎の作品はトリローソングとしてニッポンにおける冗談音楽を牽引してました。門下に桜井センリもいて,三木雛郎名義で活動してことも。当時,コロムビア所属のフランキー堺&シティ・スリッカーズがレコーディングで伴奏をすることになり,中村メイコはビクター所属。契約の関係で「ビクター・オーケストラ」名義で参加。その中で,牛の鳴き声を担当してるのが植木等。

M4:オー・バイ・ジンゴ/ダニー・ケイ
 谷啓は,アメリカの人気歌手&男優:ダニー・ケイの名をもじっての命名だったんですよね。あたまあるヒット曲の中から,今回は1919年ブロードウェイショウの劇中歌として世に出たノベルティ・ソングのカバーをどうぞ。

M5:オー・バイ・ジンゴ/スパイク・ジョーンズ&シティ・スリッカーズ
 「オー・バイ・ジンゴ」をダニー・ケイより先にカバーしてひっとさせたアーティストの中に,スパイク・ジョーンズの名が。率いるバンドはシティ・スリッカーズ。そう!フランキー堺は,このスパイク・ジョーンズに影響を受けて,自身のバンド名も同じく編成したという訳。

M6:真赤な封筒/灰田勝彦
 「オー・バイ・ジンゴ」をニッポンで流行させたのは戦前・戦中・戦後活躍した灰田勝彦。1937(昭和12)年。永田哲夫による日本語詞。邦題を「真赤な封筒」として大ヒット。灰田勝彦のルーツ:ハワイアン・ミュージックのアプローチ。

M7:ドリフの真赤な封筒/いかりや長介とザ・ドリフターズ
 ようやくここでD・D・D。1972年4月,ドリフ8作目のシングル。チャート誌32位のスマッシュヒット。エキゾチック感抜群なコミックソングに仕上がってますね。

M8:テネシー・ワルツ/フランキー堺,与田輝雄とシックス・レモンズ
 今回のD・D・Dのカギを握るアーティスト:フランキー堺。1952(昭和27)年,当時所属していた『与田輝雄とシックス・レモンズ』としてテネシー・ワルツをユニ~~~クに歌い上げてます。


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NEW SINGLE「ベビベビ」
2023年7月19日(水)
CD・配信 全国発売

1.ベビベビ
2.ワンモア・モア・ステップ
3.渋滞解消
4.あの星みつめて~さよなら12/8~
5.ひなたのふとん 菱友 19秒
6-9.カラオケ

※1-3...作詞:ジミー入枝&木梨憲武
※1...セリフ&ハモり:木梨憲武
※2...ハモり:木梨憲武
※4...作詞・作曲:所ジョージ&ジミー入枝

税込1650円(税抜1500円)

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