« #315 2024/03/16土 | メイン | #317 2024/03/30土 »

#316 2024/03/23土

OP:ドゥーワップ・ハンヤ/ジミー入枝

第316回😎

:

<YVSレコード特集>

M1:みんなでカンパイ/ジミー入枝
 福岡に本社を置く,青汁の製造販売メーカー『アサヒ緑健』【緑効青汁】キャラクター「ジルー&麦若丸のテーマ」を,木梨憲武さんのツルの一声で作らせて頂きました。

作詞・作曲・うた:ジミー入枝
キャラクター原作:やなせたかし
プロデュース:木梨憲武・矢吹俊郎
ダンス振付:KIMI&U-YEAH<DA PUMP>

ドゥーワップ,手拍子:ジミー入枝
ウクレレ,ギター,ベース,グロッケン,編曲:ノンキー山田
ドラムス,レコーディング,ミキシング,マスタリング:大久保重樹<Chimpanzee Studio>

発売元・販売元:YVSレコード
YVSレコード | レコード会社 (yvs-records.com)

M2:いちにちごとに/木梨憲武,ヒロミ&所ジョージ

日テレ系「Day.Day.」のテーマソングに!と意気込んで制作して番組出演するも…。
作詞・作曲:所ジョージ。2024年2月6日発売。

あれから20年…リーダー:いかりや長介さん⚓

M3:デビー・クロケットの歌/ジミー時田とマウンテン・プレイボーイズ (ベース)碇矢長一
 2004年3月20日,いかりや長介さんはお亡くなりになりました。ちょうどその日は,アタシは【BOO'S UKULELE ACADEMY@BOO'S BAR HALONA,麻布十番】でのウクレレLESSONでした。ただ,高木ブー先生は…どこだったかな?岡山かどこかでのお仕事だったので,高木ブーさんとはドリフ参加以前からのバンド仲間で『高木ブー&ニュー・ハロナ』のメンバーでもある青木健先生がLESSON指導でした。

 その日は,日帰りだったもんで…帰り着いた当日だったか,翌日のNEWSだったか,今ではハッキリ覚えてませんが…いかりやさんの訃報は物凄すぎる悲しみでした。
 ドリフのメンバーの中でもいかりやさんはNo.1で,リーダー学をいかりやさんから "勝手に" ではなりますが,学ばせてもらっての現在なんです。
 アタシ的な,音楽&笑いの融合を今も行ってるのも…昭和の喜劇王:エノケン。コミックバンドでは,フランキー堺とシティ・スリッカーズ,ハナ肇とクレイジー・キャッツ,ビジー・フォー。ボーイズものでは,あきれたぼういず,灘康次とモダン・カンカン,玉川カルテット などなど。その中でも,音楽メインから始まって,ココまで笑いでも成功したのはドリフがNo.1ぢゃあないでしょうか。
 音楽のセンスが一流であること。ココへの憧れ。今も。
 いかりやさんは,日本カントリー&ウェスタン界の超一流バンド『ジミー時田とマウンテン・プレイボーイズ』でのキャリア。今からでも在籍時代の再評価がなされて良いと思ってます。ご自身も著書『だめだこりゃ』で,プロフィールに『ジミー時田とマウンテン・プレイボーイズ』のベーシストという表現も使ってらっしゃいました。
 …ってことで【ジミー(Jimmy・Jimmie)】はカントリー・ミュージシャンの芸名と思われたのでしょう。高木ブー先生と初対面の時には,「カントリーやってるの?」と尋ねられたのでね。
 前置き長くなりました。
 今回お届けの作品。資料によりますと…1960年10月,文京公会堂での録音。1961年2月リリース,ALBUM「駅馬車からバファロー大隊まで」収録曲。

M4:デービー・クロケットのうた/ザ・ドリフターズ (メインVo)いかりや長介
 ドリフ作品での貴重ないかりやさんメインVOCAL作品。1971年7月リリース,2ndアルバム「ドリフターズ 再び全員集合!」収録曲。日本語詞:なかにし礼。編曲:川口真。

M5:アパッチ/ジミー時田とマウンテン・プレイボーズ (ベース)碇矢長一 (電気ギター)寺内タケシ
 再び,マウンテン・プレイボーイズの作品。オリジナルは,Jorgen Ingman & his GUITAR,1961年全米2位のインストヒット。マウンテン・プレイボーイズは,同年12月リリースのALBUM「ウェスタン・ホリデイ」で発表。特筆すべき部分は,電気ギターにて,メンバー:寺内タケシによるソロ演奏が録音されたこと。そう!エレキの神様誕生の瞬間🎸

M6:悪口はやめて/木の実ナナ (バンド)寺内タケシとブルー・ジーンズ (コーラス)ザ・ジャニーズ
 1962年。マウンテン・プレイボーイズから時期を近く,前後して,碇矢長一は『桜井輝夫とザ・ドリフターズ』に,寺内タケシは自身の主宰バンド『寺内タケシとブルー・ジーンズ』を立ち上げるために脱退。

 エレキの神様:寺内タケシ率いるブルージーンズ伴奏による作品。
 奇しくも,ザ・ドリフターズに女性VOCALとして1962-63年に参加していた木の実ナナのバッキングを務めるキセキ。
 The COOKIES,1963年全米7位のヒット曲「Don't Say Nothin' Bad (About My Baby)」を邦題『悪口はやめて』,あらかはひろしの日本語詞で同年7月に発表。ちなみに,男性(男声)コーラスは「ザ・ジャニーズ」。

M7:愛しのクレメンタイン/トミー藤山 (バンド)コロムビア・ワゴン・ボーイズ
 日本カントリー&ウェスタン,ヨーデル界のレジェンド的女性歌手『トミ藤山』さん。20年ほど前だったかな。鹿児島公演の際に,名乗り出て運転手を務めさせて頂きました。ちなみに,その鹿児島公演ではアタシも前座で歌わせて頂きました。
 コロムビア在籍時は,『トミー藤山』として歌われていたンです。後に,トミーは男性名前だからってことでトミに改名。
 今回は,『トミー藤山』時代の音源から。トミー藤山さんの作品の伴奏を『コロムビア・ワゴン・ボーイズ』担当で,1960-63年録音の記事(CD ALBUM「トミー藤山 カントリー・ヒット(COCA-11784)」のライナーノーツ)。マウンテン・プレイボーイズは,キングレコードとの契約中ということでの別バンド名義。
 ただし,いかりやさんは1962年はやめにグループ脱退。
 そんな中,1962年9月リリースのALBUM「トミー藤山 アメリカ旅日記 第2集」が,オフィシャルで公表されてる,マウンテン・プレイボーイズ=コロムビア・ワゴン・ボーイズ伴奏の初作。その中には,碇矢長一ベースなあんぢゃないか!?との推測でOA。あくまでも推測ですがね。

フォトアルバム