#336 2024/08/10土・08/11日
OP:ドゥーワップ・ハンヤ/ジミー入枝
第336回😎
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第326回(6月1日本放送)でOAした「三階節/日本ビクター軽音楽団」の編曲者が平茂夫(加トちゃんの伯父様)だったことを受けて。RN.たらさんが「ハナに恨みは/川田義雄」の曲中の一部が「三階節」だったことを知ることが出来ました!っ的メッセージ。
ソレならば!と「ハナに恨みは/川田義雄」も紹介しよう!とお届けの第331回(7月6日本放送・7月7日再放送)…で、この曲も平茂夫編曲。
本放送・再放送でリアクションがあったことの喜び。あきれたぼういず関連の書物『あきれたぼういず活動期』の著者:胡弓かなたさんからもⅩにリアクション頂けてました。貴重な資料として、ワタシも購入致しました。
『あきれたぼういず活動期』オススメですよ~!
…ってことで、あきれたぼういずでSTART
M1:商売往来(商賣往来)/あきれたぼういず
1939(昭和14)年2月発表。
第一期編成<川田義雄・坊屋三郎・芝利英・益田喜頓>
アタシは復刻盤のCDからのピックアップ。
…とはいえ…アナログ時代の音源は、音量の大小の差が激しくて、現代のデジタルスタイルに取り込むと、最大音量の部分をピークにして、音量小の部分が聞き取りづらくなってしまうンですね。
ソレをなるべく解消して、より聴きやすくお届けしたい思い。
自分の録音ソフトでリ・マスタリング(音圧調整)
写真下がCDから取り込んだ音源を、ただただピークに合わせて一杯一杯レベルを上げたモノ。
写真上がソコからリマスタリングしたモノ。
6分を超える音源でしたので、リマスタリング自体に数時間かかっちゃいました。
山下達郎さんも往年の音源をラジオで紹介する時は、なさってるンです。
どうしてもこだわりたい部分ですよね。
なので…往年の作品がレコード会社から、リマスタリング盤としてリリースされたものは「買い」です。アタシ的豆知識。
…で、今回は、「商売往来」曲中で多用された外国曲「南京豆売り」聴きくらべの回🥜🥜🥜
M2:南京豆売り/ザ・ピーナッツ
原題「El manicero」
英題「The Peanuts Vendor」
…ってことで、ザ・ピーナッツ。1954年4月の作品。日本語詞:音羽たかし。演奏:東京キューバンボーイズ。
M3:キューバの豆売り/川畑文子
日本ジャズソング界の草分け的存在。1933(昭和8)年の作品。日本語詞:森岩雄。演奏:コロムビア・ジャズ・バンド。
M4:南京豆売り/ディック・ミネ
1935(昭和10)年。ディック・ミネ・エンド・ヒズ・セレナーダスの作品。ディック・ミネ本人による日本語詞。
M5:ピーナツベンダー/榎本健一
アタシがこの曲のメロディとタイトルを知ることになったのは、小6の頃だったと思います。昭和の喜劇王:エノケンこと榎本健一の復刻LP「蘇るエノケン」にて。昭和40年代、エノケン晩年期、東芝からの作品。1936(昭和11)年、ポリドールから「エノケンの南京豆売り」として発表されてるモノも持ち合わせてますが、何せノイズがひどかったので、今回は、アタシのこの曲との出会いのコチラを紹介。演奏:東芝レコーディングオーケストラ。
M6:愉快なルンバ/杉井幸一
インストもの(演奏モノ)から一曲。杉井幸一とキング・ノベルティ・オーケストラの演奏。1943(昭和18)年。
M7:南京豆売り/リチャード広川
1935(昭和10)年。マイナーレーベルからの一作。演奏的にはアタシ的には好みの演奏でね(ナカザワ・エンド・ヒズ・オーケストラ=中沢寿士<なかざわ・ひさし>とそのオーケストラ)。中沢寿士は【渡辺弘とスターダスターズ】にも参加していたよう。ただ、加トちゃんがバンドボーイを務めていた頃には、他のプロジェクトに移っていたよう。
何より、リチャード広川。歌詞中に「ぞえ」で結ぶ歌いっぷり。なんかニヤニヤしちゃいます。
M8:南京豆売り/田中福夫
聴きくらべの結び。1935年(昭和10年)。こちらもマイナーレーベルからのピックアップ。演奏:フラップ・オーケストラ。リズムボイス:田中福夫の表記。歌詞は「まめ~~~」これだけ。
このリズムボイスってぇのは…今でいうトコロの「スキャット」でさぁ~ね。
…ってことで、ラストは加トちゃん。
スキャットマン・ジョンの大ヒット曲「スキャットマン(Scatman ~Ski-Ba-Bop-Ba-Dop-Bop~)」のカバー。1995年12月。チャート誌62位のスマッシュヒット。
M9:加トちゃんのスキャットマン/加藤茶